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子どもを肩車する夫

喧嘩の原因になりがちは「何もしてくれない」

よく、子供がいる夫婦が喧嘩をした時に出るセリフとして「何もしてくれない」というものがありますよね。
妻が「夫は何もしてくれない、子供のおむつひとつ変えてくれない」とか、「家事をひとつも手伝ってくれないので、私にばっかり負担がかかってくる」などと怒っていることってありませんか?
確かに夫が何もしないことは問題なのですが、夫側からすれば「何をしていいかわからなくて、困っている」ということもあり、それに悩んでいるケースも報告されています。
では、そんな「何もしてくれない」と悩んでいるとき、夫はどうやったら動いてくれるのでしょうか。

「何をしていいか解らないから動けない」

もちろん、あえて動かないというたちの悪い夫がいることも事実なのですが、多くの場合「夫も手伝いをしたいとは思っているけれど、具体的に何を手伝っていいかが解らない」と考えている人が多いです。
よく考えてみてください。
夫にしてみれば、いままで夫婦二人の生活で、家事はほとんど妻がやってくれて…という生活の中に、とつぜん赤ちゃんがやってきたのです。
母親は子供が生まれた時から子供の世話をして母親になっていきますが、夫は「赤ちゃんが出てきたけど、何をしたらいいんだろう」と考えてしまうこともあるのではないかと…。
女と違って、言われないとできないのが夫でもあります。
なので、もし「皿を洗ってほしい」と思ったらそれは口に出した方がいいし、「ゴミ捨てに行ってほしい」と思った時は、「ゴミ捨てをしてね」と言った方がいいです。

何をしていいかわからないし、でも妻は何もしないと怒るし……とご主人がとても困惑していて、困惑しているんだけど怒られるから自分も怒って…というケースがありますので、きちんと指示をしてあげるというのは大切なことになるのではないでしょうか。

もし、手伝ってもらったらお礼を言う

まあ、2人の子どもである以上「育児を2人でやるのは当たり前」なのですが、なんといっても男は褒められて伸びる性質を持っているので、出来る限り褒めてあげて下さい。
きちんと「ありがとう」を言うことで、夫は機嫌をよくして「もっと手伝おう」と思うかもしれません。
そうなったらしめたものです。
手伝ってもらうために、出来るだけ褒められるところは褒めておくことをお勧めします。
妻だって、たまに「ありがとう」を言われたら嬉しくなりますよね。