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離乳食デビュー

赤ちゃんが大きくなって大分首が座り、支えると座れるようになると離乳食の準備が始まります。
大体4ヶ月から5ヶ月くらいでしょうか。
食欲旺盛な時期で、お母さんのミルクから新しい食べ物への興味がものすごくある時期ですので、たっぷり美味しい物を作ってあげてください。
中には注意しなければならない食材などもあるので、注意してくださいね。
オシメマスターになったママが次の育児の課題として取り組む大きな課題です。

離乳食は最初つぶしがゆから始めます。
滑らかにすりつぶした状態で食べさせていきます。
かなりゆるゆるの、ご飯粒も確認出来ないくらいのもので最初は大丈夫です。
ミルクしか飲んでいない赤ちゃんがいきなり固形物を食べても受け付けないので、最初は固形物と言っても滑らかにすりつぶしたものを与えます。
大体ヨーグルトくらいの滑らかさを想像していただければ結構です。

次のステップ

最初の離乳食は一日1回程度をあげてミルク意外の食べ物に慣れさせていくんですが、3ヶ月程度たったらもう少しステップアップしていきます。
舌で潰せるくらいの固形物を食べさせていきます。
ここで新しい舌触りの食べ物であったり、味を覚えていきますので、食べるのが好きになるかどうかの重要な時期ですね。
食べ物の硬さは豆腐くらい。
ちょっと固くなってきましたね。

1歳が近くなってくると歯ぐきで潰せるくらいの食べ物を食べるようになります。
大体バナナくらいの硬さでしょうか。
舌と上あごだけでは潰せないようなものを歯ぐきで潰せるようになってきます。
このくらいになると自分で手づかみで食べるようになります。
テーブルの散らかり方も大分様になってきます(笑)

そして1歳を迎えて18ヶ月くらいまでに肉団子程度の硬さのものを食べさせましょう。
ここまでで離乳食の完了です。
そこまで硬いものはまだ歯が生えていないので食べられませんが、大分大人と同じようなものを食べられるようになります。

注意したい食材

離乳食の際に注意したい食べ物があります。
赤ちゃんは生まれたてでまだ外界に対する抵抗がついていません。
いろいろ口に運びますが、体が受付ない食べ物もあるので注意が必要です。

代表的なものとしてはちみつが挙げられます。
はちみつは栄養価が高く、食べさせたいところではありますが、はちみつには乳児ボツリヌス症に感染するおそれがある成分が含まれています。
大人は問題無いのですが、まだ赤ちゃんには強すぎるんですね。

また卵や牛乳もそのまま与えるのは控えたほうがよいでしょう。
牛乳は材料として利用する分には良いですが、そのまま与えるのは控えた方が良さそうです。
卵は固ゆでの卵黄からあげてみて様子を見て行きましょう。

育児の最初の難関である離乳食ですが、ママも楽しみながら取り組めればいいですね。